元原稿です その2

最近油断して(てか、そんなにいつまでも知らん人に執着されるとは普通思わない。母は別にしても)旧スマホを使っていました。主に第2稿や随筆など。 (澁澤政裕) 著作権。あります。著作権侵害等の行為は…… もういいですね。言うまでもない。

元原稿です

ストーカー被害に遭ってから(ハッキング等もあったので)主に手書きで書いてきました。でも連中は(事実上の主犯は母ですから)家宅侵入等もしていた。盗作・著作権侵害防止のために元原稿の幾つかを貼っておきます。終わりの二枚は未発表未完成の小説の原…

純心

探しています 誰かに愛を傾けるため 自分の愛をもう一度見つけるために 孤独を守ることをやめ 夕刻の涼しい浜辺 おれは他人の中に自分を 自分とおなじ時間を探す おなじ震えを おなじ痛みを おなじなような血と眼ざしを 意外にも軽みを孕むおなじ歩行を 穏や…

実家……

実家と実家周辺。 街は東京だけどダサめな街です。FBにちょっと書きました。 十代の頃は窓からの眺めが憂鬱だった。 https://www.facebook.com/share/p/4EZKV69XKacnx8dC/ (澁澤政裕) 著作権があります。著作権侵害等の行為は法律で禁じられています。

ストーカーされた件

三十代になってから統合失調症に罹患。その後リアルなストーカー行為に遭い統失悪化。最初は自分を疑いましたがストーカー被害は現実でした。 詳しくは下に貼ったFBのほうに書いてあります。ストーカーは盗撮盗聴ハッキングなどに関して初犯ではない方です…

poem, 知恵

あれは確かに春のこと すでに確かに四月なかばを過ぎていた 東京、池袋 混沌は内包する澱みをむしろ顕しつつ流れゆく 劣等感 おれは自分で望むほど劣等感を抱えてはない 十代もなかばを過ぎると 或る種の子からすでに注目されていた いまでも彼女たちに幾ら…

実家屋上より その2

夕景。全部スマホ写真。 隣のマンションは昔からヤクザさんたちの住み処であるという。 (澁澤政裕) 著作権があります。著作権侵害等の行為は法律で禁じられています。

実家屋上より

都内の実家屋上より。 全部スマホ写真です。 この街のことについてはFBに書きました。マズい人の結構いる街ですよ。笑 https://www.facebook.com/share/p/5jcrproQw8nH4hbk/ (澁澤政裕) 著作権があります。著作権侵害等の行為は法律で禁じられています。

poem〝午前五時〟

時間軸の眩暈(めまい) よくあることだ つい先日のことよりも それよりも以前のことのほうが最近のことに思える いまこの瞬間 それはほの見える靄のよう それは不定形の曖昧な漂いのよう 過去のほうが明瞭で だけどそこにはあいだに横たわるものがある たっ…

書いてやった

FBにこれ書いてやったわ。 https://www.facebook.com/share/p/1ziRNstiHAMwQvZG/

うろうろ

リアルストーカーに遭ってから統失悪化で落ち着けずうろうろ。今は都内の実家にいます。いたくないけど。見られてる感、聞かれてる感、あとおれの場合は創作・表現活動をしているので盗まれてる感(盗作・著作権侵害等)ですね、それを感じることがしばしば…

〝 浸透 〟

夕刻の駅前広場で それは鳥たちの帰るところだ そこに育った青葉の木々を見た かしましいほど鳴いている 繁茂の中に紛れ 守られ 声はほとんど声のみだった 運命という言葉を見ている しかしそれはもっと甚大なものを意味する ただの自分である あなたもおれ…

苦情です その2

エロ漫画系の広告、金払って広告出すのはどうぞご自由にという感じだけど、簡単に消せないのはウザすぎる。消してもうこの広告は表示しませんと出てきてもまた出て来るし。しかも単なるエロじゃない、倒錯者系のとかも出てくる。そういうのが好きな人がいて…

無題

物心つくと、帰る家を失くした。そんなものなのだろう、そんな子供が他にも幾らもいることだろう。父は善い人、粗暴な振る舞いをしばしばするが本質的には善い人間で、母は卑しい人、善人の皮を被った野蛮人以外の何者でもなかった。姉は自分と最も近しいと…

詩〝サンクチュアリ〟

私が夜を 夜だけを住み処とするようになってから どれだけの月日が流れたものか 余りに長い 長い長い歳月 私は夜だけを見つめ続けた そうしてそこにいつしか (それは恐らく条理に適う妥当なことでありました) そこにいつしか 光を むしろ光と思えるものを …

他にもいろいろ

全部スマホ写真です。 もっと撮ったら秘かに足しとく。 (澁澤政裕) 著作権があります。著作権侵害等の行為は法律で禁じられています。

〝 femme fatale 〟

ホテルの一室、その人は一冊の書籍の背表紙を眺めている それは新約聖書と仏教聖典のあいだに挟まれて異彩を放つ 何故だかそこに置かれていた 《日本一女性が働きたい職場を目指して》 その人がそれを見ている 時刻は午前五時を廻ったところ そこにほのかな…

無事退院……

ホテルへ。 今日は詩作はお休み。 全部スマホ写真です。もう少し撮ってあとで秘かに増やしておくつもりです。 (澁澤政裕) 著作権があります。著作権侵害等の行為は法律で禁じられています。

間奏曲(散文詩第一稿)

男はホームのベンチに座って電車の来るのを待っていた。そばに天使が来て座ったが、それは黒髪と焦げ色の膚の外国人女性のようにしか見えなかった。そして天使が口を聞き、そして男の心臓を蒼ざめさせた。このようなことを言ったのである、天使は。それは確…

九月七日 (雑記)

恐らく彼は或る程度のところまで来ている。或る階梯の或るところまで。それ故に彼は言うのだ。彼は自分のいずれ辿り着く場所をぼんやりと意識し始めていた。彼は言う。 「確かに金は必要なものではあるでしょう。でも世の中には、金に眼の色変える輩というの…

その時間 , poem

「眠れない。ねえ、何かしよ」 「魚釣り」 「ん? 無理じゃん」 「気分だよ、大事なことは。魚釣りをしている気分」 ベッドは二つ、そこはどこかの寝室である。マンションの貸し部屋か、一軒家の二階か、ともかく二人の眠るベッドのある寝室。木材の床と薄桃…

虚ろ(散文詩)第一稿

それは愛についての一つの意見書のようなもの。画質は粗い。男は肥っていて、裸で、黒のブリーフとやはり黒のマスクだけを身に着けている。レスラーの被るような目出し帽のような頭部全体を覆い隠すラバー製のマスク。女は恐らくは〝売り〟をしている。恐ら…

散文詩 〝身元〟 第一稿

かわたれ時。ほの灯りの時刻。人けのないビル街に、思いがけないところから一人の人が現れる。マンホールの中から、マンホールの蓋を下からこじ開け、地上へ上り、現れる。一人、続いてもう一人、続いてさらにもう一人。あとからあとから延々と続いて人が現…

九月四、五日 (日記)

ここに流れる時間には独特の緩慢さがある。前回入院した時もそうだった。退屈はしていない。しかし時の経つのが何やら遅い。今回入院したのはいつのことだったか? 八月二十六日。そうして今日は九月四日だ。わずか九日。しかし入院した日のことがもう少し以…

poem, 足跡(そくせき)第一稿

〝主よ。汝……〟 台風の目 つまり平和と黙考の中心地点 〝病院〟は そこに曖昧に浮遊している。 狂人たちを収容しながら何故か唯一正気を保ち これはどういう不条理だろう 常人たちの暮らす周辺区域のほうが気ちがいじみた混沌の渦中にあって 我を忘れ 道理を…

五月十四 ~ 十五日 (日記抜粋)

◑●◑ 西暦2024年。キリスト暦。 ルカ「言ってごらん、僕の何かを欲しがりながら君はそれをいつまでも言い出せずにいる。君が僕からぜひとも欲しいもの。愛かペニスか哲学か」 メフィスト「二つある。君の妻と君のペニスだ」 ルカ「欲張りなんだな。しかし…

poem. フラワー

思うに 彼女は何かの進化形である 殆どの場合 彼女はほぼ脱力した状態にある 或いはほぼそのように見える状態に 美人で 背丈は幾分高め そうしてその右脚がない 義足の膝から下は鉄の骨格がむき出しの状態である 彼女の言葉 酒とヒマワリの種とを交互に口へ…

poem〝音楽〟

孤身。 暗闇とおれ一人。だがおれはそこにはいないのだ。 意識の谺(こだま)のようなものがあって それだけがそこに残ってわずかに震え わずかな声をあげているらしいのです。 おれは暗闇に無意識に何か捏造をする。 それは或いは冷たい石のほの青白い死の…

〝子午線〟 (短編脚本・第一稿)

● 黒味 全くの黒味と違う。捉えがたい微妙で緩慢な色味と明度の移り変わりのある生命(いのち)ある黒味。そこに女の独白が延々と被さる。 声「旅に出た。死に場所を探して。しかし私の死ぬ前に私の生涯をいまいちど私自身に向けて語って聞かせる必要がある…

〝座標〟 (短編脚本・第一稿)

● その街の点景(日中) 日中なのにその街の各所にはただの一つも人影がない。幾つもの街路、公園、駅前広場、橋。幾つもの無人の光景がある。 そして一本の緑の木。 みずみずしく繁茂して盛んな時を迎えて映る。 ● 一室(同) そこは恐らくマンションの四階…